今のところ妊娠を望んでいない方はもちろん、月経困難症などでお悩みの方々におすすめしているピルやミレーナ。当院のピル外来は、国内での経口避妊薬が使用されはじめた1960年からスタートしています。ミレーナにおいても国内での使用開始当初より採用。日本でもトップクラスの実績を積み上げています。その豊富な経験をもとに、ご相談に来られた方のさまざまな質問や不安に答えてきました。ピルとミレーナのどちらが自分に合っているのか、費用はどれくらいかかるものなのか、どうぞ感じたままのことをお尋ねください。

女性の卵巣にある卵の数は、残念ながら減少していく一方です。排卵を抑制する避妊薬であるピルは、将来の妊娠したいときのために、卵を守ることでもあると考えています。当院がおすすめしている低用量ピルは、生理痛が軽くなる、経血の量が少なくなる、肌トラブルの改善など、さまざまな使用メリットがあることも報告されています。処方にあたり内診を行う必要はありません。基本的には、問診と血液検査などで大丈夫です。ピルも年々進化し、選択肢も広がっていますので、経済性なども踏まえ、ご自身に合ったピルをお選びいただけます。使用に関するご注意、定期チェックなど、詳しい説明は来院の際に。低用量ピルの最新情報は、当院 LINE 公式アカウントでご覧いただけます。また、ミニピル、緊急避妊ピルも取り扱っていますので、気になる方はお問い合わせください。

ミレーナ52mgは、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内避妊システムです。現在では、世界100カ国以上で、のべ2千万人以上を超える女性が使用しています。高い避妊効果のほか、子宮内膜症の症状(生理痛、性交痛、腰痛など)の改善、月経血の量や痛みの減少、更年期障害の症状を改善するなど、多くの使用効果が期待できます。また、一度装着すれば最長5年間効果が持続することも特徴のひとつです。当院では、子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患を確認し、ミレーナ治療の有効性を判断して進めるようにしています。当日は、クラミジア感染症検査、おりものの検査なども必要になります。受診当日のミレーナ挿入も可能です。事前の確認事項もありますので、ご希望の方は一度電話にてお問い合わせください。